前回の記事で競馬の事をざっくり説明しました。
今回は、実際に競馬場に行った際の楽しみ方編です。
場所は東京競馬場としています。
目次
東京競馬場への行き方
東京競馬場はどこにある?
ざっくり言うと府中方面です。
アクセスは電車がオススメ。
- 京王線「府中競馬正門前駅」から専用歩道橋にて正門まで徒歩約2分
- JR武蔵野線/南武線「府中本町駅」臨時改札口から専用歩道橋にて西門まで徒歩約5分
最寄の2駅からは専用歩道橋で迷わず競馬場へ行けます!
他にも京王線「東府中駅」、西武線「是政駅」からも徒歩10分くらいで行くことができます。
※京王線、JR線で来る人が合流するにはパドック周辺が合流しやすいです。
入場
ゲートがあるので、入場料200円を払って入場しましょう!
正門(北側)、東門、南門、西門と4つ入場門があります。
売店や発券機などがあるスタンドをさらに進んで行くと、コースが見えてきます!

意外に長丁場になるので、スタンドなどに一旦座ったり荷物を置いてビールなどを買えば準備万端です!
タイムスケジュール
さて、競馬場に来たもののレースってどんな感じでやっているのか謎ですよね。
簡単に書くとこんな感じです。
- 10時前後からレースが始まる
- 1日だいたい12レースくらい開催
- 30分〜35分間隔でレースがある
- 早い時間は新馬戦など若い馬のレースが多く、時間が経つにつれ強い馬のレースになっていく
- メインレースは15時半くらいが多い(11レース)
- レース間隔の30分の間に、他の競馬場ではレースをやっている
レースでの流れは意外に忙しくて、
- 賭けるレースを決める
(全レース賭けてもいいし、メインレースのみでもOK) - (必要によっては)パドックでお馬さんの状態を見る
- 賭け方を決める(お馬さん、賭け方等々、金額)
- マークカードに記入し、馬券を機械で発券する(レース2分前までに)
- レースを観戦する
- 当たったら払戻し機に馬券を投入してウハウハ!
(支払いはレース毎でなくても可)
ざっくりでも上記の事をやらなきゃなので、慣れない人が全レース賭けるのはあまりオススメしません。(個人的に)
メインレースから逆算して1レースやったら1レース休みくらいの方がゆったり楽しめるかなと思います。
急に競馬場に行っても検討することが多くて大変なので、事前に競馬新聞を買って、レースの情報、馬の情報、等を把握していくのをオススメします!
前日、前々日くらいにコンビニや駅のキオスクで売ってます。
馬券の買い方
ついに、馬券を買います!
馬の選び方はもうほんと自由でいいと思うのですが、
(馬の名前で選ぶもよし、速そうな人気の馬を選ぶのもよし、見た目や毛色で選ぶのもよし)
馬券を買う上で必要なルールだけ覚えてってくださいね。
馬番、枠番について
- 1レースは最大18頭立て
- お馬さんは1番からナンバリングされる ”馬番(うまばん)”
- ナンバーと共に”枠”というものもある ”枠番(わくばん)”
- 1枠は基本2頭ずつ
- 枠によって色が決まっていて、騎手はその色の帽子を被る
- 馬番が若い方が内側から並んでスタート

コース・レースにも特性があります
- レースは芝、ダート、障害と3種類
- 競馬場によって右回りと左回りが違あります(東京競馬場は左回り)
- レースによって距離が違うよ(短距離、中距離、長距離)
- ゴールの位置は固定。距離によってスタートの位置が変わります。
お馬さんによって芝の短距離が得意、右回りが得意とか色々あるので面白いです。
馬券の種類
単勝!3連単(さんれんたん)!
こういう言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは馬券の種類(賭け方)のことで、全部で10種類あります。
- 単勝(たんしょう)…1着になる馬を当てる
- 複勝(ふくしょう)…3着までに入る馬を1頭当てる
- 応援馬券…1頭の馬の「単勝」と「複勝」を同時購入
- 枠連(わくれん)…1着と2着になる馬の枠番号の組み合わせを当てる
- 馬連(うまれん)…1着と2着に入る馬を当てる
- 馬単(うまたん)…1着と2着になる馬を着順通りに当てる
- ワイド…3着までに入る2頭の組合せを当てる
- 3連複(さんれんぷく)…1、2、3着に入る馬の組合せを当てる
- 3連単(さんれんたん)…1、2、3、着になる馬を着順通りに当てる
- WIN5…(UMACA投票orインターネット投票限定)
急に10通りも言われてもわかんないよ〜って感じなのでざっくり仕分けると、
選ぶ馬が1頭…単勝、複勝、応援馬券
選ぶ馬が2頭…枠連、馬連、馬単、ワイド
選ぶ馬が3頭…3連複、3連単
単…着順までしっかり当てる
連&複&ワイド…着順は不要、馬の組合せを当てる
という感じで考えればなんとなくわかるかと思います。
条件が厳しいほど(例「3連単」)当たった時の配当金も高く、その逆(例「複勝」等)は低くなります。
架空のフルーツポンチ杯で馬券を確認してみましょう。
このレースは1着が「2枠4番ミカン」となります。
「3連単」であれば、4番→1番→5番という馬券を買っていないと当たりではありません。
「3連複」であれば、5番・4番・1番と買っていれば当たりになります。


マークカードの記入方法
馬券を買うにはマークカードに記入します。
マークカードは5種類あります。
1枚のマークカードでは1種類(式別)の賭け方しか出来ないため、同じレースで単勝、馬連、3連複と色んな賭け方をする場合、種類に応じてマークカードを分けて書く必要があります。
マークカードの種類
- 緑のカード…1点ずつ購入する一般的なマークカード
- 青のカード…軸にする馬(枠)を1頭もしくは2頭決めて買うときに便利
- 赤のカード…複数の馬(枠)を選んで、色んな組合せを買うときに便利
- ライトカード…文字が大きく視認性がUPしたシンプルなマークカード
- クイックカード…JRAクイックピック投票専用のカード
初めての方や慣れない方であれば、緑のカードかライトカードをオススメします。
マークカードに記入する内容
- 競馬場名
- レース番号
- 式別(単勝とかの賭け方)
- 選んだお馬ちゃんの番号か枠番
- 金額(1/2/3/4/5/10/20/30)
- 単位(百円/千円/万円)
ひとつの件数が100円から賭けられます。
馬単は1着、2着を着順含め賭けるので、1−5と5−1をそれぞれ買いたいなら200円必要となります。
馬連の場合は1着と2着に入る馬を当てればいいので、1と5の馬を買っていれば、1−5でも5−1でも当たりになります。
馬券の購入
競馬場で馬券を買う場合、現金もしくはUMACAというキャッシュレス投票用ICカードで買うことができます。
初心者はUMACA持っていることはほぼないと思うので、現金購入で考えてください。
スタンド内部に自動発売機がありますので、そちらを利用してください。
- 現金を投入
- マークカードを投入(20枚まで投入可)
※エラーの場合はカードが返却されます - おつりがある場合は「清算」ボタンを押して清算
- 馬券とおつりを忘れず取りましょう
馬券を買うのがギリギリすぎると締め切られたり、スタンドに戻った頃には出走していたとかありがちですので気をつけて(適宜アナウンスはあります)
いざ、レース!
競馬場は思っているより大きいので、4コーナー回ってからゴールまでの一番白熱するところが肉眼で見えます。あとは大型ビジョンやモニターで観戦しましょう。
パッパカパカパカ ドドドド〜
当たったら自動発売機に馬券を入れればお金が出てきます!ヤッター!
こんな感じでレースを繰り返し見ます。
ガチで競馬を楽しむのもよし!地下通路を通って内馬場(コースの内側)の広場でまったりするのもよし!
みなさんそれぞれの楽しみ方を見つけてくださいね。
持っていくといいもの
- 中〜太めの赤ペン(マークや新聞のチェックに使えます)
- 競馬新聞(予想を立てたり敷物にもなります)
- レジャーシート(混んでると床に敷いて座ったり場所取りできます)
- お金
- やる気
- 夢
それではいい夢見れますように〜!